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2025.07.14 |
【入居者インタビュー vol.4】「デザインを通して広がる人との”輪”と”和”」ウェッジプラス株式会社

天神・博多・ 福岡シェアオフィス
レンタルオフィス・サテライトオフィス
コワーキングスペースといえば
Zero-Ten Park(旧 The Company)
なぜ今、選ばれるのか?シェアオフィスのリアル _ 入居企業インタビューvol.4
福岡を中心にグローバル展開するシェアオフィス・コワーキングスペースブランド「The Company」には、革新的な事業や独自の強みを持つメンバーが入居しています。
本記事では、業種も事業ステージもさまざまな入居企業へのインタビューを通して、事業内容やサービスへの想い、そしてThe Companyでのリアルな体験をお届け。入居後に感じたメリットや使い心地まで、「シェアオフィスのリアル」を入居者の生の声とともにご紹介しますので、オフィス選びでお悩みの方はぜひご参考ください。
The Companyの会員様の中でも圧倒的古株であるウェッジプラス株式会社の松本さんに、思い出の地でもあるキャナルシティに寄せる思いや、シェアオフィスの上手な働き方についてお伺い致しました!
インタビュイー:ウェッジプラス株式会社 _ 松本さん
インタビュアー:The Company staff _ 青野
会社名 :ウェッジプラス株式会社
本社 :福岡県福岡市
入居店舗:The Companyキャナルシティ博多前店
オフィス:4名用セミプライベートオフィス
入居歴 :9年
施工事例:Instagram @wedge.plus
提供しているサービス、プロダクト、事業概要を教えてください。
青野:
ウェッジプラスさんは空間のデザインが得意と伺っております。私達もシェアオフィスをどうデザインすれば会員の皆様が気持ちよく使っていただけるか考えておりますが、その道のプロのお話をお伺いできるのをとても楽しみにしておりました。早速ですが、御社の提供しているサービス、プロダクト、事業概要などを教えてください。
松本さん:
飲食店やオフィス等の店舗や、住宅のリノベーション設計を中心に、オリジナルの造作家具、ロゴデザインやサイン計画までトータルに提案しています。現在は自宅兼ショールームのプロジェクトも進行中です。
青野:
お客様とはどんな風に打ち合わせをされるんですか?
松本さん:
最近はZoomとかもありますからね。Google Earthも駆使して、三重や関東の方の新築戸建やワンルームマンションのリノベーションを遠隔で手掛けました。
建築士って、現地に行って採寸したりと事前にあれこれ考察をしてからデザインに取り掛かることが多いんですが、今は躯体の情報や法的な縛りさえ分かれば、図面に落とし込むだけで打ち合わせが出来るんです。現地に行ったのは4回くらいでした。

青野:
インテリアの打ち合わせってすごく盛り上がる所ですけど、お客さんの要望を遠隔で落とし込んでいくのは大変じゃないですか?想像力も創造力もいるっていうか…
松本さん:
実はすごく簡単です。元々知っていた方からの紹介だったんですが、図面だけ渡されて、「あとはもう自由にお願いします」という感じだったので、気持ちよくやれました。
青野:
予算の縛りはなかったんですか!?
松本さん:
それもなかったです!本当に自由にやってくれという感じで。自信がない訳ではなかったですけど、逆に何も条件がないという点では、自分の提案がどこまで受け入れてもらえるんだろうっていう苦しさはありました。
青野:
自由すぎて逆に大変ってすごいですね!それだけ松本さんのセンスに惚れ込んでのご相談だったんでしょうね。
飲食店・オフィス・住宅の設計からロゴやサインまで、空間をトータルにデザインするウェッジプラスさん。遠方の案件も確かな提案力でこなされています。
ウェッジプラスさんの素敵な施工事例は、Instagramアカウントから是非ご覧下さい!
チームの構成や拠点の活用方法について教えてください。
青野:
普段からご自分のオフィスの入口ドアを開放されていて、いい雰囲気でメンバーとお仕事なさっているのをよくお見かけします。チームの構成や人数は何人くらいですか?
松本さん:
松本さんチーフデザイナー1名(設計と進行管理)、アートディレクター1名(CG制作・ロゴやサイン計画)、そして私の3人で活動しています。僕以外は本当に若いチームですね。親子でもおかしくないくらい年が離れています。
青野:
それだけの年齢のギャップがあると、チームビルディングは難しくないですか?
松本さん:
僕はそういうの全く得意ではないんです。まだプレイヤーでいたいという気持ちもあるし、経営もやらないとだし。だから雑談だったりメンバーの成長に繋がるような話はしますが、他の経営者さんに比べると「チームビルディング」として何か特別なことは出来ていないかもしれないですね。
青野:
今求人は出されていないんですか?
松本さん:
全くしてないんですよ。いい人が居たら採用する、という感じですね。
部屋を開放しているのにも、そういう意味があります。ドアを閉じてしまうと緊張感が無くなってしまいますし、オフィスの中ではなく、コワーキングスペースで仕事をしているメンバーともコミュニケーションが取りにくくなってしまいますから。いつでも声を掛けられるようにしています。

青野:
The Companyをとても上手に使っていただいているんですね!
松本さん:
入居歴9年ですから(笑)キャナルシティ博多前店のオープン当時からいますね。
会員の皆さんとも仲良くさせていただいています。もちろん入れ替わりは一定ありますけどね。
青野:
The Companyを卒業された方と、今でも繋がりはあるんですか?
松本さん:
ありますよ!プライベートでも仕事でも。普段出会わないような、色んな業界の人と沢山繋がることができたので、今でも仲良くしています。
社内外との風通しを大切にされている松本さん。The Companyには松本さんのように、オフィスのドアを開放して仕事をする方が多くいらっしゃいます。
ドアを開けて専有オフィスと共有のコワーキングスペースをつなぐことで、コミュニケーションが発生しやすいのは確か。専有オフィスは小さく持ってコストを抑えつつ、コワーキングスペースはシェアして大きく持つ。そこで出会った人たちと新しい仕事を作る。The Companyのお手本的な使い方だなと感じました。
The Companyを選んだ決め手は何でしたか?また、デザインに込める思いとは?
青野:
The Company キャナルシティ博多前店に入居された時の事ってまだ覚えていますか?何が松本さんにとって決め手になったんでしょうか?
松本さん:
学生の頃にできた商業施設「キャナルシティ博多」が、当時から大好きだったんですね。その目の前に「The Company キャナルシティ博多前店」があって。空間の雰囲気や立地の良さ、そして何より「感性が合う」と感じたことが決め手でした。創業したての自分には価格面も魅力の一つでした。

青野:
「キャナルシティ博多」は松本さんがデザインの道を志すキッカケとなったそうですね?
松本さん:
そうなんですよ。学生の頃、キャナルシティ博多の噴水の広場に感銘を受けたのがきっかけです。その時の彼女と一緒に遊びに来て、「めっちゃいい」ってなって。あそこでサーカスの様なイベントをやっているのを見ると、豊かな気持ちになるんですよね。元々絵を描いたりするのが好きだったんですが、その彼女にそういう仕事が向いてるんじゃない?って背中を押されました。キャナルシティ博多の2号店みたいなのを作りたいなって思ったんです。
それが大きなきっかけでした。当時勤めていたトヨタの営業をやめて、専門学校に通い始めました。今も毎日その噴水を見ながら通勤しています。
その彼女とは色々あって別れたんですが、なんやかんやで今は夫婦です。
青野:
凄い!運命的ですね!キャナルシティ博多の持つ引力がお二人を引き合わせたんでしょうか…奥様に背中を押され飛び込んだこの世界で、松本さんはデザインにどんな想いを込めてお仕事をされているんですか?
松本さん:
ただおしゃれな空間ではなく、そこにいる人の記憶に残る「居場所」をつくることを目指しています。デザインとは『愛着』だと思っています。
デザインがなくても生活には困らないと思いますが、生活に深みを与えるのは、どれだけそこに愛着が持てるかだと思います。例えばクリスマスやお正月の時期になると、クリスマスツリーや鏡餅の飾り付けを楽しみますよね。わざわざ手間をかけて飾ったものには愛着がもてると思います。
これは自分が住む家やお店なども同じことで、誰かのことを想ったり、手間をかけることで物を大事にする気持ちやホスピタリティが生まれます。そう言った意味で、より多くの人にデザインを楽しんで貰いたいですね。
青野:
手間暇かけたものにこそ、大事にしたい気持ちが生まれますもんね。
価格面以外で、ご入居していただいてから感じているメリットはありますか?
松本さん:
1番は横のつながりができたことですね。入居メンバー同士で話をするうちに、仕事に繋がったことは何度もあります。それにこれだけ多くの方が会員として同じ場にいらっしゃるので、色んな知恵を教えてもらいました。本来は有料級のお話も沢山聞かせていただきましたね。元々人見知りだけど、わいわい仕事するのが好きなんです。一人で黙々と打ち込むのではなく、居心地の良い環境で仕事ができているのは大きいですね。
また福岡の中心地にあるので、来客対応がしやすくなったことで打合せもスムーズになりました。これだけお洒落な場所ですから、お客さんにも驚いてもらえることが多くて。「ようこそ、僕のオフィスへ」って自慢しています(笑)
原点となる「キャナルシティ博多」との出会い、そして「感性が合う」と感じたことがThe Companyへの入居の決め手に。「キャナルシティ博多」というランドマークのそばにあるため、来客ゲストが迷いづらいのもポイント。
また、事業を立ち上げたばかりで自分以外にメンバーがいない、またチームが少ない場合は自宅やカフェを作業場所として持つパターンも少なくありませんが、そういった場合に多くの方が悩むのが「孤独感」。気軽に意見を聞ける人が近くにいない、他人が頑張っている姿が目の前に見えないというのは、想像以上に生産性やモチベーションに影響します。実際、そういった悩みからシェアオフィスの利用を検討されて、The Companyに内覧へいらっしゃる方も。
あらゆる業種・あらゆるステージのメンバーが同じ空間をシェアするからこそ、思わぬ意見、着眼点から道が開けることもあるのではないでしょうか。
入居者やスタッフとの交流で印象的だったことはありますか?
青野:
本当に上手にシェアオフィスを利用されていらっしゃいますね!ここでの思い出って何かありますか?
松本さん:
入居企業の主催で100人を超える交流会があり、運営メンバーとして参加しました。たこ焼き屋台を企画して、他の入居者にふるまったことは今でも楽しい思い出です。
そう行った場面での立ち話から、「こういうことで困っていて」とか、「あ、だったらあの人が力になれるかも」とかって感じで会員さん以外の人を紹介してもらったりとか。
青野:
顔見知りだからこそ、紹介しやすかった部分もあるのでは?
松本さん:
もちろんあると思いますね。実際に別の入居者さんが引っ越されるとき、いくつかオフィスのデザインをお手伝いさせていただきました。
青野:
立ち話から仕事の話へ広がっていくのは、シェアオフィスならではという感じがしますね。
松本さん:
自分は結構人見知りなんですが、人と話をするのは好きなんです。知っている人が周りにいたほうが落ち着くので、苦手な人にも自分から話しかけに行くようにしています。自分からお菓子をもっておすそ分けしに行ったりもしていますね。

青野:
自分から勇気を出してコミュニケーションを取りに行くって、中々やりたくても出来ない事ですね。
松本さん:
黙々とひとりで仕事をするのはもったいないなと思ってます。
本当は自分も人見知りなんですが、本当は自分で自分の事を人見知りだって決めつけてるパターンが多いと思っていて。殻に籠るのではなくて自分の心の扉を開いてウェルカム!って感じでいると、人はめちゃくちゃ話しかけてきてくれる。人って知らないうちに自分を防御しようとしちゃうんですよね。
って偉い人が言っていました。(笑)まっちゃんってニックネームで自分の事を呼んで欲しいですし、会員様も名前で呼ぶのを心がけています。さん付けで呼ばれても、返事しませんから!
日々のちょっとした立ち話や偶然の出会いを大事にしながら、9年もの年月をThe Companyで過ごしていただいた松本さん。シェアオフィスのメンバーは、「話したことがなくても顔は知っている」人がほとんど。見慣れた顔であるからこそ、交流会やイベント等のちょっとしたきっかけさえあれば、「顔見知り」から「知り合い」になるまで、下手に名刺交換をするより断然スムーズです。「知り合い」にまでなっておけば、この空間での関わりがなくなった時でも、プロジェクトベースでリソースが必要になった時に「思い出してもらう」ことが増えます。こういったプロセスが自然に構築されるのがシェアオフィスのいいところ。The Companyでもそういった機会を定期的に提供できるよう、イベント企画に力を入れていきます!
今後のThe Companyに期待することはありますか?また、シェアオフィスの利用を検討している方へ、ひとことお願いします!
青野:
これだけ深くシェアオフィスの使い方をマスターしている「まっちゃん」に、今後のThe Companyに期待することをお伺いしてもよろしいですか?
松本さん:
基本的にはないですね!受付の方も元気で明るいですし、不自由さを感じたこともないです。強いて言うなら個人的には、これからももっと色んな業種の方に入居していただきたいですね。もちろん自分の仕事も知ってもらいたいですし、色んなお話を聞けるのが楽しいです。
青野:
ありがとうございます!最後に、今後の展望を聞かせてください。またこれからシェアオフィス・コワーキングスペースの利用を検討されている方へアドバイスやメッセージをお願いします。
松本さん:
今後は、店舗やリノベに加え、注文住宅にも本格的にチャレンジしたいと思っています。シェアオフィスは「職場」だけじゃなく「発見の場」。迷ってるなら一度、見学だけでもしてみるのがオススメです。
松本さんのあたたかな人柄と、デザインに込めた深い想いが感じられた今回のインタビュー。 The Companyという空間が、松本さんにとって自然体で働ける場所であれたなら、何よりうれしく思います。
インタビューへのご協力誠にありがとうございました!

いかがでしたか? シェアオフィスという場を通じて、事業に広がりや変化を感じている入居者のリアルな声をお届けしました。
「働く場所」が変わると、「働き方」も変わる。
The Companyでの日々は、ただのオフィスを超えた気づきや出会いにあふれています。
ご興味のある方は、ぜひ一度その空気感を体感しにお越しください。
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The Company キャナルシティ博多前店
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